線香花火が多い理由…
次女「火種が落ちないで線香花火が終われば願い事が叶うんだって」
昨夜、小人たちと花火をしました。始める前はいつ買ったのかもわからず、果たして火がつくのか不安でしたが…ふつうに楽しむことができ、小人たちも大喜びでした。天気もよく、満月を見ながらできたこと、火薬のにおいから少しだけ夏を感じることができてよかったです。ただ、夜はまだ寒く、花火の煙と同じくらい息も白かった(苦笑)。また、家の前を通る人や車から「なにやってんの?!」的な視線が…まあ、花火=夏と決めつけず、楽しみたいときに楽しめたらいいのですよ~本当は。楽しいことはいつやっても楽しいのです!!
小人たちは線香花火が大好きです。線香花火は花火としてあまり派手ではありませんが、さまざまな火花の変化と長く楽しめることが魅力ですよね。以前、どこかで「線香花火は人生のよう」と聞いたがあります。確かに、最初は静かに火が付き、火種がどんどん大きくなって、最後はまた静かに終わる姿は、まるで私たちがこの世に生まれ、さまざまな成長、発達過程を経て、老年期を迎えて死んでいく…そんなイメージをさせます。
また、線香花火にはたくましさがあります。たとえ大きな火種が落ちても残った小さい火種が最後まできれいな火花を見せてくれます。それは、まるで一度くらい人生を失敗しても残った命を最後まで燃やし続けることができる、「命」さえ落さなければ、何度でもやり直しながらその人らしく人生を終えることができる…そんなイメージでしょうか。
私は長い間無職でしたが、来月から新しい人生を歩み始めることになりました。ここに至るまで苦労や悲しみ、絶望などつらい経験をたくさんしましたが、家族や親せき、友人や地域の人など、多くの人々に支えられながらまた一歩を踏み出すことができました。本当に感謝しています。もちろん過去の自分と今の自分を比較すれば至らないことや足りないことがたくさんあります。もっと収入や業績もよかったし、社会的な地位や評価が高かった!!でも、それはすでに過去の話。それに失うものは多かったですが、新しく得たことも多かった。なにより大きな火種が落ちてしまっても今は残った火種で新しい人生を歩むことができると思うととてもうれしいです。(あ、大きな火種が落ちてから無職という時期がとても長すぎましたが(苦笑))。
今、未来を担う小人たちに関する悲しいニュースが毎日伝えられています。虐待やいじめ、苦悩から自ら死を選ばざる負えない事実はあると思います。私もそんな経験しているんで決して否定しません。ただ、もう少しだけ親や家族だけで問題を抱えないで近くにいる人々が助け合い、支えあう関係や、いざという時に小人たちが逃げることができる環境が造れないかと願うのです。私も順調に人生を歩んでいるときにはこんなことを考えませんでした。でも、突然、誰にでも順調に燃えていた火種が落ちることがありうるとわかりました。だからこそ、今は「たとえ大きな火種が落ちてしまっても、けっして自らすべて火種を落とさないでほしい…まだ、燃えることはできるよ!!」そう考えるのです。みなさんはどう思いますか?
三女「なんか線香花火がたくさんあるね」
う~ん、確かに数えたら20本×3袋=60本…ってありすぎでしょう!!
妻「夏、小人たちがもっと線香花火がやりたい!!と泣いて騒いでさ~、たくさん買ったけどやるの忘れてた~は、は、は」
ちょっと買いすぎです!!最後にみんなで笑いました。明日もみなさんに幸せなことがありますように。
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