重い、軽い…成長への思い [育児]
最近、みなさんは小人を肩車することがありますか。昨日は10人、今日は6人肩車をしました。いや~、正直44歳にはキツイです!!更に小人達の遊びはエンドレス…「次は俺」「私」「もう一回!!」と要求が止まらない!!まあ、喜ぶのでついついたくさん肩車しちゃうんですけど(苦笑)。最近は三女と長男を肩車した時に「あ、成長したな~」と感じます。
あるお母さんが三歳児検診の時、保健師さんから「お母さん、ちゃんと小人に話しかけていますか、遊んでいますか?」と言われたそうです。保健師さんは小人の発語と歩行状態に少し遅れを感じたのでしょう。ただ、いつもト〇エ幼稚園で朝から夕方までいつも小人と遊んでいるお母さんにとってはショックだったようで・・・そのお母さんは「じゃあ、これ以上私は母親としてどうしたらいいの?!」と嘆いていました。
小人には正常な発達や成長を示す基準があり、検診ではその基準に照らし合わせて助言、必要に応じて継続支援や医療機関で精密検査を親御さんに進めることにしてます。もちろん成長には個人差があり、小人の置かれている環境によっても差が生じます。ただ、個人差があるからといって基準に外れていても「大丈夫です!!」とは言えません。だからこそ検査や継続支援は必ず必要です。ただ、今回のケースでは数値や小人の動き、反応の基準と同時に、母親の思いや育児環境、健康状態などの現状を聞きながら頑張っていることを認め、不安に思っていることを聞くことがより必要だったのでしょうね。もちろん、保健師さんの発言の前後にはいろいろなコミュニケーションがあったと思うのですが、毎日工夫や苦労しながら精一杯子育てしているお母さんにとってはすべてが否定されたように受け止められたようで「もう、あの人には相談したいとは思わないわ!!」と言っていました。似た職種の私にとっても耳が痛い言葉でした。
低い、高い、軽い、重い、おしゃべり、無口、よく笑う、表情が乏しい…大きく見れば小人の個性であり、違いがあることに不思議はありません。同時に違いがあっても小人の未来の可能性は変わりません。そして、子育て育てにおいてお母さん、お父さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、それぞれの立場と環境、家族内の役割などによって抱く思いや不安、ストレスは違います。そのことを理解できるよう話を聞きながらどんな立場の人でも自由に発言して、泣いて、笑って、「少し話して良かった」と安心してもらえるような関わりが自然にできる存在が身近にいたら…もっと子育ては変わり、小人達の命を守れるかもしれません。ちなみに私にとって妻がそんな存在です。みなさんにはそんな存在が身近にいますか?
不登校だった中学3年の長女、今は新しい学校へ転校して再チャレンジしています。ただ、少し無理して疲れがでたんでしょう、今日は朝から体調が悪く、少し遅れて登校したそうです。
長女「いや~、おはようございますと挨拶しながら教室入ったら自分の席がなくて…よく見たら隣の教室だったさ~。隣のクラスと自分のクラスに大爆笑された(苦笑)」
妻「あ、それよくわかる!!こないだ小学校の授業参観にいったら知り合いのお母さんから『ここ教室違うよ』って教えてもらって初めて隣のクラスにいると気がついたわ~」
家族みんな大爆笑!!。さすが妻の娘、遺伝ですな~。長女は将来私にとって妻と同じ頼もしい存在に成長してくれると感じました。
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