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悩む表現~義務と選択~ [家族]

「学校に行かなければならない義務はないんだよ

 先日、某報道特番で放送された小人の自殺や不登校児に向けてNPOが作成した映像中のメッセージの一つです。出演していたのは昔、不登校になった経験がある学生達。他にも様々なメッセージがありましたが、この部分だけちょっと違和感が…

 理由は、「義務はない」という表現です。私は小学校、中学校は義務教育で、その期間に小人達が教育を受ける『義務』と『権利』は重要だと考えています。そして、この二つは双方は表裏一体だと思います。なぜなら「納税の義務はない」といえばほとんどの人達は「なにいってんだ!!」と怒るでしょ。公的な支援、例えば生活保護生存権により保障されている『権利』です。生活保護者に対して仕事ができるよう支援することは納税の『義務』を果たせるよう支援することにつながります。

もし、わたしなら「学校に行かないという選択があるんだよ」と発信します。『義務』はあるけれども『義務』を果たせない状態や時期が誰にでもある、その時に小人、大人誰にでも『選択』できる『権利』があるそれが許される社会であってほしい、私は思います。最初から『義務』放棄を容認する、主張することはお互いに助け合うコミュニティと社会の崩壊へ繋がらないか…『義務』と『権利』について小人の考えや気持ちを尊重しつつ、社会の仕組みや考え方を伝えて共に考えることができるか…大人や役割はとても大きいのではないでしょうか。とにかく小人の「自殺」と「不登校」9月1日だけの打ち上げ花火にならないようこの問題について大人や社会が継続的に考え、小人達が選択して再チャレンジできる環境を整えることが非常に重要だと思います。

三女「7日さぁ、海に行くか学校に行くか迷ってるんだよね~」

私「どっちでもいいんじゃない、〇世(三女の名前)が考えて選んだら~」

 7日はト〇エ幼稚園の行事で海水浴。不登校だった三女が少し学校へ気持ちが向いている様子少しずつ三女も変化、成長していることがわかって嬉しかったです。私には教育を受けさせる義務、三女には教育を受ける義務がありますが…今は三女の成長を信じて自分で『選択』する力と『権利』を尊重したいと思っています。

ただ台風が心配で~す(苦笑)


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お父さんは家族の鏡 [家族]

 みなさんは水風船を上手にキャッチできますか?私はヘタクソ。なので今回は屋根の上から投げることにしました。

 今日はト〇エ幼稚園の家族ディでした。スリッパ飛ばしゲーム、シャボン玉ゲーム、そりゲーム、戦いゲーム、仮装パーティなど・・・どれもうまく説明できませんが、お父さん、お母さん、おじいちゃん、お祖母ちゃん、いつでも誰でも参加OK家族で楽しむレクリエーション大会かな?もし、興味のある方は私の過去のプログに書いているのでご覧ください。

 さて今日は特別な家族ディで、小人達のお父さんが多数参加してました。小人達にとってお父さんの存在は特別。小人達はいつもと違って嬉しい表情をしていましたよ。そして、お父さんの反応の様々お母さんや小人と一緒に楽しんでいるお父さんただじっとしているお父さん笑っているお父さん不機嫌そうなお父さん…いろいろでした。過去の私は何も動かず不機嫌そうに小人達を見ていたお父さんでした(苦笑)。私は「なんで休みの日に、疲れているのに小人の行事に参加しないといけないんだ!!と思っていました。その時は平日だけでなく土日も朝の7時に出勤して夜中に帰宅するような仕事をしてました。そして、そんな自分を少し誇らしい、カッコイイ、「俺は家族のためにこんなに働いているんだ!!」なんて思っていました。今、考えるとあの頃の私は本当にアホだったなあ~と思います。

 確かにその努力により役職につき昇給はしましたでも、家では妻や小人達と会話はゼロ、たまに早く帰宅しても疲れて小人達とは関わらない、些細なことで妻とケンカになる…家族や小人、子育てにとっていいことはありませんでした。その結果、体調を崩して自ら仕事を辞めなければならなくなりました後日談ですが、この時に妻は離婚を考えていたようです。いや~危なかった(苦笑)。そして、仕事を辞めてト〇エ幼稚園に通わなければ長男は生まれなかったかもしれません

 不機嫌なお父さんにお母さんと小人は近づこうとしません。その結果、お父さんは家族内で孤立し、お母さんは一人で子育てを頑張らないといけない・・・そんな悲しい状況が続くことが小人や家族にとって幸せなんでしょうか?それが良い悪いは別にして、お父さんの発言や行動が家族の姿を映し出しているのかもしれませんね。みなさんのお父さんは家で笑っていますか?

 家族ディのラストは、園舎の屋根から投げた水風船をキャッチするゲ~ム!!園長と幼稚園スタッフが屋根から水風船を投げて、それを下で小人、お母さん、お父さん達がキャッチします。え、何の意味があるかって?わかりません!!ただ、楽しいだけですいつもは下でキャッチする側ですが、今回はスタッフと一緒に屋根に登って風船を投げることになりました命綱付けて(苦笑)。ただ、屋根からみんなへ水風船を投げながら屋根の上からみんなの楽しそうな姿をたくさん見ることができてとても幸せでした。

幼稚園スタッフ「〇〇さん、どんどん水風船なげてあげてね~」

私「ねえ、水風船って何個くらいあるの?」

幼稚園スタッフ「ん、1000個

作り過ぎです!!

 

 


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焦らないで、落ち着いて。小人を悲しませないために… [家族]

ドガガ・ガ・!!

昨日の夕方、外から今まで聞いたことがない大きな音が!!スリッパのままで外に飛び出すと自宅前で軽自動車と大型トラックが衝突!!軽自動車の前方が大破してました…

「え、ウソでしょ・・・」一瞬、自分の目を疑いましたが、これ現実みたい!!すぐに自宅に戻り、119番しました。ただ、「急いで救急車を呼ばないと!!」と思ったものの焦って事故の詳しい状況を確認していなかったため電話に出た救急隊員に詳しい状況を説明できずそこで一度深呼吸し、救急隊員に携帯番号を教えて一度電話を切り、すぐに携帯を持って事故車両の様子を見に行きました。

軽自動車の周りにはガラスが散乱、近くに大型トラックの運転手が茫然と立っているだけ…とにかく早く軽自動車の運転手の状況を把握しないとと思い、助手席から車の中に入ると運転席に20歳後半くらいの若い男性が一人、顔面蒼白でまったく動かない

あ、アカンかも

そう思いつつ…まず、深呼吸。そして、意識があるか声かけし、同時に呼吸状態や手首から脈拍を確認。幸い脈拍が触れ、少し大きな声で声かけすると開眼し、反応あり、一応呼吸も正常だったので少し安心しました。右頭部の外傷から量の出血あったのでハンカチで止血しました。また、頭部、脊椎損傷のリスクを考えてそのままの動かさないことにしました。

その後、すぐに救急隊員から携帯に連絡があり、運転手の状況を伝え、救急車が到着するまで車の中で男性に声をかけ続けました。どれだけ時間が経過したか覚えていませんが、その後に救急車と警察が到着、運転手は無事救急病院へ搬送されていきました。最初は焦って冷静になれませんでしたが深呼吸することで落ち着いてなんとか対処することができました。

事故を起こした軽自動車の近くを運転していた女性(妻の友人)によると、軽乗用車の不注意が事故の原因でした。軽自動車が主要道路に右折しようとした時、直進してきた大型トラックを確認しないまま急に右折して衝突されたそうです。大型トラックも「まさか、進入してこないだろう」と思っていたのでしょう、スピードを落とすことなく軽自動車の運転席側に激突、軽自動車は反対車線を越えて歩道まで飛ばされたようです後で冷静に考えると①もう少しで女性の車も巻き込まれていた、②この事故が一時間前に起きていたら、下校途中の小人達が巻き込まれていた可能性があったと気がつき、とても怖くなりました

実は、自宅前で毎年交通事故が起きています。2年前は近くのお年寄りがトラックにはねられそうになり、昨年は小人が自動車にはねられました。これらはすべて車側の不注意が原因。少し離れた信号で止りたくないため狭い裏道をつかう車が多く、この裏道から主要道路に合流するときに一時停止しないよく見ない進入することで事故が起きているです。

軽自動車の運転手の命に別条はないと思いますが…この事故が軽自動車と大型トラック双方の運転手人生に大きく影響するのではないでしょうか。体に障害が残る、仕事を失うなど自分や家族の生活に悪影響を与える可能性がありますまた影響は事故の当事者だけではありません。実際、事故を目撃した三女も昨日はショックで食事も食べられず、なかなか眠れませんでした。事故を目撃した妻の友人は、恐怖とショックで眠れないようです

大きな事故があったのにもかかわらず、今日も裏道へ多くの車が出入りしています。時間がない、信号で止りたくないなど、みなさんいろいろと事情と考えがあるのでしょうが…落ち着いて、安全を確認して運転してほしいです。特にお父さん、お母さん。お仕事の疲れや家事が忙しいなどあるとは思いますが、大切な小人のことを忘れずに安全運転よろしくお願いします。パパは明日、所用で近くの小学校に行く予定があるので、事故の状況を校長先生に伝えて、通学する小人達のために何か対策がないか相談してこようと思っています。もう、こんな経験はコリゴリです。

どんなことも焦っていいことはありません。いつでも落ち着いて確認、行動できたらいいですね。


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深い暗闇にも光を見つたいんだ!!(『ひとでなし』の家出編②) [家族]

パパです。『ひとでなし』の私が家出をした初日。軽自動車を運転して高速道路で一番最初に向ったのは福島県の二本松市前ブログでも記載しましたが、大学時代にワンダーフォーゲルでお世話になった先輩と同期が結婚して今は5人家族で生活してます。

突然、夕方5時半に電話して、夕ご飯と宿をゲット!!って・・・、確か今、仮設住宅で避難生活してんじゃなかったけ?!う~~~ん、ど~うしようか。しかし、今更気を使って行かないというのも変だしまずは仮設住宅に行ってみることにしました。

奥さん(私と同期)と近くのショッピングモールで待ち合わせして、まずは自宅に案内してもらいました。自宅は震災の1年前に新築したばかりの一軒家。住宅ローンもたくさん残っているそうで・・・今は自宅周辺の毎時放射線量が高いため、住めない状況が続いているそうです。最近やっと自宅敷地内の除染作業が終了したらしいのですが、自宅周辺の放射線量が依然高いため、自宅で生活することは難しいらしいのです。また、市の財源の関係上、仮設住宅維持が難しくなり、近いうちに退去しなければならないことになるようで・・・私たちが気がつかないだけで、本当にまだ震災はいろいろな問題を抱えたまま、まだ何も終わっていないんだなと感じました。

国道から車で15分程度山側に入ったところに仮設住宅街がありました。その姿を見た瞬間、正直ちょっと違和感を感じ、言葉を失いました景観の問題で建物を意図的に統一する外国や地域もありますが、こんな狭い空間の中にたくさんの仮設住宅があり、気を使いながらみんなが生活しているのか・・・そんな雰囲気でした。好きでみんなここに住んでいるわけではなく、自分の家で生活したいに決まっています。でも、それが許されない、できない事情がそれぞれの家族にあるのです。仮設住宅の中は2畳程度の台所と4畳、6畳の部屋、お風呂、トイレがありました。5人家族にはちょっと狭いかな。生活に必要な荷物を入れたらほとんど部屋に住めない状況で、わざわざ自宅まで物を取りに行くようです。これは想像以上に大変な生活環境です。現在の私の生活がいかに恵まれていて、普段、生活に不安を抱えることなく、時間を過ごすせることがいかに幸せなことかと感じました。

そんな中、外で元気よく遊んでいる小人を発見!!すぐさま話しかけて一緒に遊びました。その小人はワンゲルの先輩と同期の小人(長女)でした。どんだけ走れば許してくれるの!?っていうくらい仮設住宅の周りを競争して回っていたら、気がついたら5~6人の小人たちが集まってきました。フラフープ、自転車、鬼ごっこ、ホッピング・・・キリがない小人達の遊び。でも、小人達と一緒に走って、遊んで、笑ったおかげでさっき感じていた違和感や不安が一瞬ぶっ飛びました。本当に小人達の力ってすごいなあと思いました

不安や辛い生活の中で、自然に大人はここまで楽しめず、笑えないかもしれません。小人はそれをいとも簡単にやってのけるんです。私が小人に敵わないなあ~思う所以はここにあります。そして、この小人達の存在が、先輩たちの生きる大きな力になっていました。この小人達を守り育てることが私達すべての大人に求められていることであり、そこに未来の希望があります。今は震災や放射能によって深い暗闇に包まれているとしても、必ずこの小人達によって光が生まれるはず。そのために今、私たちに何ができて何をしたらいいかを考えてみる必要があると思いました。

まだ、何も終わっていないし、何も解決していない・・・私はこの家出で福島、宮城、岩手を旅する中で嫌というほど実感することになります。それは、また今度に。


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人から優しくされないと、人には優しくできないのかも・・・(『ひとでなしの』家出編①) [家族]

パパです。皆さんは突然、夕方5時半にこんな電話がかかってきたらどうしますか?

A 「あの~、今日の夕ご飯はなんですか?」

B 「え!?」

A 「よかったら、これから一人前追加してもらえますか?

タチの悪い罰ゲームのようなイタズラ電話ですが・・・つい先日、実際に私(Aが大学時代に所属していたワンダーフォーゲルの先輩や同期(Bの家にしたやり取りです。私って『ワイルドだろ~』っていうか、『ひとでなし!!』ですよね(苦笑)。おそらくみなさんならドン引きして即ギリするか、丁重にお断りすると思いますが・・・

B(先輩、同期) 「う~ん、まあいいよ。今からおいで

A(パパ) 「え!? ホントですか?!では、自宅の場所教えてください」こうして突然、当日の夕方に電話して、約15秒で夕ご飯と宿を確保したのでした。

今回、夫婦ゲンカが発端となった私の家出は福島、宮城、岩手、青森、山形を経由した、約3000キロのロングドライブとなりました。福島、宮城、青森、山形にはサークルの先輩や同期が住んでいたので、上記のやり方で夕ご飯と宿をお世話になったのです。正直、大学時代共に苦労した同期、そしてお世話になった先輩方とはいえ、前もって連絡もせず突然の自宅訪問はちょっと・・・と思ったのですが、まあ、冗談のつもりと声が聞けたらいいかな、というくらいの気持ちで連絡をすると、何故かみなさん快く自宅に招いてくれました特に青森に住んでいた先輩は、卒業式以来18年間一度も連絡を取っていなかったので不安でしたが、やさしく対応していただきました本当に失礼な後輩、同期ですよね~。でも、本当にそのやさしさが嬉しかった!!

最近の私はどうしても周りの人達に優しくしたり、気を使ったりすることが多くて、ちょっと疲れぎみでした。逆に、『自分のことを理解してもらえていない!!』なんて自分勝手にイライラしていました。小人のようで恥ずかしいことですが、たまには誰かにわがまま言ったり、甘えたりしたいなあ~と思うことだってありますよ。(笑い)まあ、このことが激しい夫婦ゲンカが勃発した原因のひとつなんですが・・・。

今回、年を取っても自分のことを理解してくれる、話を聞いてくれる、自分に優しくしてくれる存在が家族、親族以外でいることは本当に幸せなんだと感じました。大学時代、先輩からひたすら厳しく怒られ、蹴られ殴られたり、勧められた酒も断れず何度も記憶を失ったことがあったり・・・・辛いことがたくさんありました同期とは価値観の相違から激しいケンカをしましたし、辛く大変な経験もたくさんしました。

しかし、それ以上に先輩は困った時は必ず相談にのってくれたり、助けてくれたり、面倒をみてくれて、優しかった。同期もお互い困った時は助けあったり、優しく、気遣いを忘れませんでした。だから後輩には厳しく接しながらも、面倒みたり、優しくすることを心がけてきました。今でも身近に困った人がいると面倒を見たり、助けたりすることがクセになっています。同時に苦労を共にし、喜びや達成感を共有していること、そしてバカなことやバカ騒ぎを楽しんでいることもお互いをわかり合う上で貴重な体験だったと思います。そして重要なことは、家族以外から「人に優しくすることの大切さ」を学ぶことができたことです。今回の家出でそのことを再認識できました(苦笑)。

もしかしたら「人から優しくされる」=「心が救われる、幸せ」ということを忘れていたり実感できないと「人に優しくする」という発想や行動が起こりにくいのかもしれません。残念ながらいくら「本」や「映像」から「人に優しくすること」を知ったとしても、実践しないとその価値はわかりません。同じく「人から優しくされること」=「心が救われる、幸せ」という経験をしないと、よりよい人間関係を構築することができず、「人に優しくすること」が普通にできなくなるではないでしょうか?当たり前のように誰もが人に優しくできるわけではありません。普段から当たり前のようにできているかと言われると・・・みなさんはどうでしょうか?お互いのことを理解し合う上でも「人に優しくできる」ということは非常に大事なことですよね。

ちなみに、今回、すべてのご家族から夕ご飯、朝ごはん、夜のお酒を無料で提供していただきました。ごっちゃんです!!ワンゲルの皆さん、本当にありがとうございました。これからも嫌がらずにお付き合いお願いしますね~。 
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