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森の中にある手作りブランコと雪の滑り台。 [育児]

パパです。今日、トモ〇幼稚園に行った時、玄関先になにやら若い大人達がうにゃうにゃ気にせず、園舎に荷物を置いて小人達と外へ遊びに出ようと思ったら自分の長靴がいくら探してもない!!と思ったら、私の長靴を勝手に履いている若い女性を発見!!その女性は外へ出て行ってしまいました困った私は幼稚園のスタッフに言いました。

パパ『すいません~。私の長靴がないんですけれども・・・

スタッフ『あ~、もしかしたら学生さんが間違えて履いて行っちゃったかもね~。』

どうやら今日、明日と千葉の大学生が幼稚園に研修(または見学)に来ているそうで・・・幼稚園で貸し出している長靴と私のマイ長靴を勘違いして履いて行ってしまったようです。とりあえず幼稚園で貸し出している別の長靴を借りて外に出ました。そこには20人くらいの学生さんがワンサカワンサカ。そこに小人もワンサカ。一同はスタッフに連れられ園内にある雪山へ出発!!私達家族(二女、三女、長男)も同行することにしました。

学生たちは大盛り上がり!!もしかしてあまり雪に触れたことがないの?雪山に登ったことがない?確かに北海道の雪は、本州と雪質が全然違います。北海道は湿り気が少なくさらっとした雪(パウダースノーって言われます)、本州は水分が多く含まれたベタッってした雪。スキーでもしないと普段冬に雪に触れないか。さらに、雪山散策なんて初体験!!なら、そりゃ~テンションMAXですよね。一同は急な山道をみんなで登ります。雪道は体力の消耗が激しい。二女(7歳)、三女(4歳)は日々雪の中で思いっきり遊んでいるので平気ですが、さすがに長男(1歳)は、最初の2分くらいで『ハイ、抱っこ』攻撃!!先が思いやられます・・・。しか~し、更なる試練が。一番最後を歩いていた私達の前に、途中から歩けなくなったT君(2歳)。学生さんが抱っこしても泣いてダメ。なんとか声をかけて登ってもらおうとしてもダメ。3人の小人がいるため、私だけがT君とも引き返せない・・・。右手に長男、左手にT君抱っこ!!という布陣で雪山散策へ!!という展開になりました。重かった・・・。

しばらくすると、トモ〇幼稚園お手製のブランコに着きましたブランコといっても木と木の高いところに太いロープをつないでいるだけ。そんなブランコ安全なのか?と思いますが、意外と頑丈。答えは簡単。鉄製は時間がたつと雨風で腐食しますが、日々厳しい自然の中で存在している木々は、人工的なものにはないたくましさと、素晴らしさを感じさせてくれます。学生たちはブランコに乗って大歓声。ロープ一本のみで下は急な雪坂で足はまったく着かない、何より~~んと空に投げられたように大きな空と景色が自分達の近くに広がってくるのですそれは恐怖を通り越して、驚きと感動を運んでくれるのですおそらく、この素晴らしい場面は、想像力、感受性が豊かな方でも想像することは難しいかもしれません。ぜひ、機会があったらやりにきてみてはどうでしょうか?一生できない体験ができると思います。私も長男を抱えて久しぶりに挑戦。長男も嬉しそうで、私もとっても気持ちがよかったです。

ブランコを満喫したあと、さらに雪山を登ると50メートル近い『雪の滑り台(誰かが滑って自然に雪が固まった道)』があります。そこから一気に今まで登ってきた雪坂を滑って降りるのです。小人達がしそうにすごいスピードで落下?!しているのでちょっとビビリましたが、まあ、今年で最後だと思って挑戦することにしました。私の二、三人前の学生さんにスタッフが一言

スタッフ『あのね~スピードでるけど、木にぶつからないでね~。』

って、かなり危険でないかい!!確かに下を見ると、滑り台はうにゅうにゅカーブしていて、その間に木々がいっぱい!!これってぶつかるでしょう~。学生何人かぶつかってたもん~。でも、さすが小人達。滑っていてもバランス感覚は抜群!!うまく体を動かしながら木々をよけていけるんですね二女、三女も見事なもんです。そして、私と長男は・・・怖いのでスピードを殺しながら行こうと思ったのですが、スピードが落ちな~い。っていうか増すばか~り私のスキーウェアーは約20年前の物素材がテラテラ蛍光色がテカテカこのウェアーで札幌の街を歩いたら罰ゲームです)。その素材のおかげで今までないスピードと恐怖感が・・・普段は動じない長男も泣きだす始末。気がついたら目の前に木が!!足で木を蹴って事なきを得ましたが、滑り終わったときには雪だらけ。しかし、終わってみたら『もう一回やりたい!!』って思ってしまう面白さと満足感がありました。毎日、こんな経験ができる小人達は幸せだと思います。自然は春夏秋冬の中でその季節にしかない、その瞬間に私達人間に驚きと感動を与えてくれます。自然に身を置いて「きれいだね~」とか「すがすがしいね」だけではもったいない!!それに意図的に決められた時間と内容、決められた集団では自然は満喫できません大切なことは、小人自身が自由に自分の考えで遊びを作り年齢関係なく楽しみながら仲がいい友達とやってみることですこの設定と環境が小人達の自主性や計画性、実行力、思いやり、優しさを育んでいくことにつながると思っています。みなさんは自然とどう向き合っていますか?小人達とどう自然を楽しんでいますか?

今夜お風呂に入っていた時、二女が言いました。

二女『今日さ、学生のおねえちゃん達から「なっちゃん」って言われた』

確かに、幼稚園では長女は「桃〇」、二女は「菜〇」、長男は「桜〇」と本名で呼ばれていますが、なぜか三女だけが「すっちゃん」と呼ばれています。いまだに何故だかわかりませんが、二女にとっては「なっちゃん」という響きは新鮮だったようで、ちょっと嬉しそうで、照れくさそうでした。かわいい二女です。「なっちゃん」と呼んでくれた学生さん、ありがとうね明日も小人達のことよろしくお願いしま~す。

 

 


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しょん

ご訪問&nice!ありがとうございました(*^_^*)
by しょん (2012-02-23 10:07) 

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